それぞれのstory。
それは、なかなか会えなくて、1ヶ月振りくらいに会った時の事。
その日たまたま休みがかぶってて、数日前電話でその日会う事を約束してた。
お互いに疲れてるだろうから、その日は透琉の家でゆっくりとしようって…。
けれど、朝訪ねたら透琉は寝起きっぽくて、約束の事忘れてたみたい。
でも、それは忙しいし仕方ないって自分に言い聞かせた。
それから、透琉はまだ大学のレポート書かないといけないらしく…私はほったらかし。
少し寂しかったけど、高校の頃は一緒に居ても別々に好きな事して過ごす事が多かったから、それも仕方ないと思った。
でも、突然電話がかかってきて、うっすら聴こえた相手の声が女の人っぽくて…。
何だか仲良い感じで、内容もよく分かんないから、ただただ透琉を遠くなったように感じた。