あなたの事が・・・
今でも忘れられない




今ね、すごく後悔してることがあるんだよ。
ごめんね。あたしのせいで。
あたしは君の事が今でも大好きだよ。
ときどき喧嘩したりしたよね。
君といた時間すごい宝物だよ。
もっと一緒にすごいていたかった。
今あなたは誰を思ってるの?
今あなたは私の事すき?
もう遅いと思っても
諦められない・・・
もう一度会いたい。
あなたに・・・・・・・。






ウキウキな春!待ちに待った
高校生!!
素敵な出会いがありますように!
やっぱ
第一印象は大切だからね!
昨日染めた茶色の髪をストレートにして
スカートをまいて
家を出た。


私は歩いて登校しているから
時間がかかる。
それほど遠くもないから、ね。


やっと着いたー!って・・・・・・・
ここって私が通う学校?

目の前には
金属バットを持った人や
バイクに乗って登校してくる人たち。
「どうなってるの」
あたしがこの高校に来て
初めて言った一言がこれ。
あと
なんかじろじろ見られてる。
「なんで君がここにいる?」
後ろで声がした。
「えっ!?」
うっわー。かっこいぃなー。
でも
意味分からない。
なんでここにいるって言われたって
今日がここの高校の入学式なんだから
いるに決まってるじゃない。
「聞こえた?」
「はぃ・・・」
「じゃあ、答えて?」
「この高校に入学するからですけど」
「なんで?」
「あーーーーー!もう!なんでさっきから質問ばっかなの!
 なんで?ってこの高校に通うからだよ!」
「こいつ切れてるし、うざっ!つーか俺の事知らないの?」
「知るわけないじゃん!今日この高校来たばっかなんだから!」
「へぇー、まぁいいや。気にいった。お前の事」
「はぃ?」
「お前名前何て言う?」
「人に名前聞くときは自分の名前言ってからにしたらどうですか?」
「ぶっっ!!!きみおもしろいねー」
こいつっ!吹き出しやがって!
「どこが」
「俺は北原聖也っていうの。君は?」
「松岡実海です。」
「じゃあ、みうね」
「なんで呼び捨てにしてるんですか」
「後輩だから♪」
うげっ!先輩だったんだ!
私、こんな学校に来てしまって良かったのだろうか?
この高校生活大変になりそう・・・・・。


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