誰も知らない恋〜先生への想い〜


画鋲をひとつ手に取り、掲示物を壁に押さえ付けて画鋲を差し込んだ。



−−ガチッ


「……」

この壁は画鋲、無効なのか。


すぐ側にあった棚から、セロハンテープを取り出した。



その時、
あたしは無意識に画鋲を投げ捨てていて



画鋲は
コロコロ…と、廊下に転がっていた。











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