誰も知らない恋〜先生への想い〜



--ビッー-!!!!!

「ひッ!!?」

あまりにも大きくて、突然鳴るからびっくりしたあたし。

すぐそばにある、音楽室からだった。

そこでは吹奏楽部が活動している。



変な声が出てしまった……。


ふと、目を黒板の方へとやると貼りかけのプリントが目に入ってきた。



「あ」

係りの仕事しなきゃ…。

頭の中からすっかり抜けていた。

……ありがとう、吹奏楽部。

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