誰も知らない恋〜先生への想い〜
「えッッ!!??」
「いてぇッッ!!!」
叫ぶ先生。
驚くあたし。
先生は、
片方の足を持ち上げて足の裏を覗き込む。
「……あ」
「明、…おまえ画鋲廊下に落とした?」
苦笑いしながら、あたしに質問する先生。
そういえば……
さっき、あたし画鋲投げていたような気がする。
先生の上靴の裏には、しっかりと画鋲が刺さっていた。
「ご、ごめんなさい」
「いいよ、いいよ」
明は頑張ってたんだし、と言いながら必死に画鋲を上靴から外そうとしている先生。
うわぁ……;;
先生に痛い思いをさせてしまった……。