《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
思いっきりドキッとした
のをなんとか隠して、
あたしはムリヤリあきれ
笑いを装って笑った。
「何言ってんの、そんな
ことあるわけないじゃん。
向こうが相手にしないよ」
そう――あたしも少し前
までは、本当にそう思ってたし。
もっとも今も、あたしと
玲斗の関係が“恋愛関係”
なのかどうかはよくわかん
ないけど。
――そんな感じで
ごまかして自分の席に
つくと、あたしは授業の
始まる前に携帯をチェックした。
_
のをなんとか隠して、
あたしはムリヤリあきれ
笑いを装って笑った。
「何言ってんの、そんな
ことあるわけないじゃん。
向こうが相手にしないよ」
そう――あたしも少し前
までは、本当にそう思ってたし。
もっとも今も、あたしと
玲斗の関係が“恋愛関係”
なのかどうかはよくわかん
ないけど。
――そんな感じで
ごまかして自分の席に
つくと、あたしは授業の
始まる前に携帯をチェックした。
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