《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
それをきっかけにやっと
あたしの頭もゆっくりと
動き出す。
あたしはベッドから飛び
出して、オタオタと部屋を
歩き回りながら電話口に叫んだ。
「なんで? なんでバレたの!?
だってあの階は他の人は
誰も入れないのに……!」
『詳しいことはわからない
けど――たしかに決定的な
写真があるわけじゃない。
でも、玲斗と陽菜ちゃんが
何度も同じ日にホテルに
出入りしてるところが、
しっかり撮られちゃってる
らしい』
_
あたしの頭もゆっくりと
動き出す。
あたしはベッドから飛び
出して、オタオタと部屋を
歩き回りながら電話口に叫んだ。
「なんで? なんでバレたの!?
だってあの階は他の人は
誰も入れないのに……!」
『詳しいことはわからない
けど――たしかに決定的な
写真があるわけじゃない。
でも、玲斗と陽菜ちゃんが
何度も同じ日にホテルに
出入りしてるところが、
しっかり撮られちゃってる
らしい』
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