《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
「――ああ、来たようだね」
あたしの視線を追った細野
さんが気づいて、軽くほほ笑む。
この場のリーダーである
細野さんを探したのか、
それともあたしを見たのか……
玲斗もあたし達の方を見て、
そのままこっちに歩いてきた。
……どうしよう。
心臓が壊れそうなくらい
速く打ってる。
(落ち着くのよ――…。
冷静に振る舞わなきゃ……)
「―――ちょっと遅れて
しまいましたか。
初回なのにすみません」
_
あたしの視線を追った細野
さんが気づいて、軽くほほ笑む。
この場のリーダーである
細野さんを探したのか、
それともあたしを見たのか……
玲斗もあたし達の方を見て、
そのままこっちに歩いてきた。
……どうしよう。
心臓が壊れそうなくらい
速く打ってる。
(落ち着くのよ――…。
冷静に振る舞わなきゃ……)
「―――ちょっと遅れて
しまいましたか。
初回なのにすみません」
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