《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
あたし達のそばにたどり
着いた玲斗は、まず細野
さんを見て軽く頭を下げた。
細野さんはチラッと壁の
時計に目をやって、
「たかが5分だ、
別にかまわないさ。
なんせ君は相当忙しいだろう」
「そんなことはないですよ。
この度はやり甲斐のある
役を下さってありがとう
ございます」
丁寧にお礼を言う玲斗に、
細野さんも笑顔で右手を
差し出す。
「こちらこそ、引き受けて
くれてありがとう。
改めて自己紹介するよ。
脚本兼演出の、細野修吾だ」
_
着いた玲斗は、まず細野
さんを見て軽く頭を下げた。
細野さんはチラッと壁の
時計に目をやって、
「たかが5分だ、
別にかまわないさ。
なんせ君は相当忙しいだろう」
「そんなことはないですよ。
この度はやり甲斐のある
役を下さってありがとう
ございます」
丁寧にお礼を言う玲斗に、
細野さんも笑顔で右手を
差し出す。
「こちらこそ、引き受けて
くれてありがとう。
改めて自己紹介するよ。
脚本兼演出の、細野修吾だ」
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