《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
「玲斗が好き。

会えなくて、辛くて……

もう、どうにかなっちゃう
んじゃないかと思った……!」



言い終わるのと同時に、
激しいキスが唇をふさいだ。



あたしはそれを体中で受け
止めて、甘い刺激に酔いしれる。



「反則だよ、陽菜――…。

そんなこと言ったらもう
オレ、1秒でも陽菜を
手放せなくなるよ?」



キスの合間に囁かれる、
蜜のような玲斗の言葉。



「離さないで。

もうずっと―――玲斗に
会えないなんて、耐えられ
ない――…」


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