《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
そんなこと言いつつも
声は笑ってる。



それが悔しくてもっと
我慢しようとすると、
アイツはもっともっと
あたしをあおる。


いつも、それの繰り返し。



「あ……ダ、ダメ……!」



「どうして? 

カラダは喜んでるみたいに
見えるけど? ―――ホラ」



「あぁ………っん!」



ダメ、ダメ。



また今夜も、
おかしくなっちゃいそう。



いつも途中までは、精一杯
理性保ってる。


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