《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
この感覚が、あたしは
けっこう好きだった。
「許されない愛なんて
存在するの?
私はそんなものは信じない。
愛することより尊いもの
なんて、この世にはないはず!」
「あぁ、姫――。
あなたは今どこでどうして
いるのか。
きっと私との関係を反対
されて、ひどい仕打ちを
受けているに違いない」
「――諦めないわ。
あの人はきっと私を探して
くれてる。待ってくれてる。
私は何があっても、
あの人の元に戻る――…!」
_
けっこう好きだった。
「許されない愛なんて
存在するの?
私はそんなものは信じない。
愛することより尊いもの
なんて、この世にはないはず!」
「あぁ、姫――。
あなたは今どこでどうして
いるのか。
きっと私との関係を反対
されて、ひどい仕打ちを
受けているに違いない」
「――諦めないわ。
あの人はきっと私を探して
くれてる。待ってくれてる。
私は何があっても、
あの人の元に戻る――…!」
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