《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
「陽菜――オレ、まだ足りない」
玲斗が蜜のとろける
みたいな声で囁いて、
そっとあたしの背中を
引き戻した。
仰向けになったあたしに、
しっとりと汗ばんだ肌が
重なってくる。
「まだまだ足りない。
――どれだけでも、陽菜が
欲しい」
「玲斗…………」
あぁ、もうまいっちゃうな。
こんな言葉に熱く反応
しちゃう、自分のカラダが
嫌になる。
けど――ダメ、拒めない。
_
玲斗が蜜のとろける
みたいな声で囁いて、
そっとあたしの背中を
引き戻した。
仰向けになったあたしに、
しっとりと汗ばんだ肌が
重なってくる。
「まだまだ足りない。
――どれだけでも、陽菜が
欲しい」
「玲斗…………」
あぁ、もうまいっちゃうな。
こんな言葉に熱く反応
しちゃう、自分のカラダが
嫌になる。
けど――ダメ、拒めない。
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