《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
「くだらなくはないよ。
……時間差で出てくる
なら、少しでも早く去った
方がいいだろう」
気の弱い映紀だけど、
マネージャーの使命と
思ってるのか精一杯の
虚勢を張って食い下がってくる。
おまけに言ってる内容も
最悪で、オレは思い切り
鼻白んだ。
「……くだらない。
そんなこと言ってる暇が
あるなら、もっと飛ばせば」
(まったく、大きなお世話だ)
映紀が言ってるのは部屋に
残してきた陽菜のことだ。
_
……時間差で出てくる
なら、少しでも早く去った
方がいいだろう」
気の弱い映紀だけど、
マネージャーの使命と
思ってるのか精一杯の
虚勢を張って食い下がってくる。
おまけに言ってる内容も
最悪で、オレは思い切り
鼻白んだ。
「……くだらない。
そんなこと言ってる暇が
あるなら、もっと飛ばせば」
(まったく、大きなお世話だ)
映紀が言ってるのは部屋に
残してきた陽菜のことだ。
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