《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
「えぇっ!? 

そ、そんな――僕は玲斗の
ことが心配で――!」



「そんな心配大きなお世話だ。

今後陽菜とのことに口出し
するなら、容赦なく首切るから。

――覚えといて」



「口出しするなって言われ
ても、マネージャーとして
見過ごせないじゃないか」



「あっそう。

それじゃあやっぱり今すぐ
首だね」



「れ、玲斗〜っ」



情けないマネージャーは、
ミラー越しにこっちを見て
オタオタ。


……お前と事故るなんて
まっぴらゴメンだから
ハンドルだけは死守してよ。


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