《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
アハハ、ストレートな
質問ですこと。
けど実際その通りで、別に
隠したり恥ずかしがったり
しても仕方ない。
あたしは軽く頷いて、
あっさりと答えた。
「ゼンゼンなかったよー。
いつ事務所に切られても
おかしくなかったもん」
「やめようとか、
思わなかったわけ?」
「ウン……そーだね。
自分からやめようとは、
思わなかったかな……」
考えながら答えると保科
クンは感心したように
『へー』と呟いて、
_
質問ですこと。
けど実際その通りで、別に
隠したり恥ずかしがったり
しても仕方ない。
あたしは軽く頷いて、
あっさりと答えた。
「ゼンゼンなかったよー。
いつ事務所に切られても
おかしくなかったもん」
「やめようとか、
思わなかったわけ?」
「ウン……そーだね。
自分からやめようとは、
思わなかったかな……」
考えながら答えると保科
クンは感心したように
『へー』と呟いて、
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