《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
「黒い軽自動車に乗った
30代くらいの男?
そんなの心当たりもないよ」
「ホント? パパラッチに
狙われてる気配、全然ない?」
「ない」
「そっか……」
断言した玲斗に、あたしの
かすかに感じてた不安も
ようやくやわらいだ。
「それならいいんだ。
ゴメン、つまんないこと聞いて」
やっぱあたしの考えすぎ
だったんだ。
そもそもスキャンダル
狙いのパパラッチなら、
もっと大人の人気タレント
とか狙うよね。
_
30代くらいの男?
そんなの心当たりもないよ」
「ホント? パパラッチに
狙われてる気配、全然ない?」
「ない」
「そっか……」
断言した玲斗に、あたしの
かすかに感じてた不安も
ようやくやわらいだ。
「それならいいんだ。
ゴメン、つまんないこと聞いて」
やっぱあたしの考えすぎ
だったんだ。
そもそもスキャンダル
狙いのパパラッチなら、
もっと大人の人気タレント
とか狙うよね。
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