《完》DEVIL'S SWEET 〜天使の憂鬱〜
そこまでしてあたしに
会いたい理由って、何?



あたしはそんなに、玲斗に
とって必要不可欠な存在に
なってる?




――嬉しいような、怖いような。



そんな思いで玲斗に
抱かれる体は、ゾクゾクと
うずいてまたどうしようも
なく乱れてた。




とろけるように熱い、
玲斗との時間。



すっかりそれを覚え切って
しまった体で、今夜もまた
何度も肌を合わせ、重なり合う。



あたし達は無心でお互いを
求めてた。


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