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私の秘密

Chapter 1
私の秘密

「ハイッOK!!」
ハァ~。疲れた。。
まずはスタッフの人たちに挨拶っと。

「お疲れ様でした!!ありがとうございました~!!」

もう22時かぁ~。
早く着替えて帰ろう・・・

「お疲れ様です!お先に失礼します!!」
「いつも礼儀いいねぇ~お疲れ!」

私はスタジオを後にする。
今日は雑誌の撮影と取材が3本、バライティー収録が1本。
いつも仕事は22時とか遅くまである。

「小林さんお疲れ様です。」
小林さんは、私のマネージャー。23歳くらいの女の人。

「瑠海お疲れ。悪いけど、下に車あるから先に乗ってて。」
「はい。わかりました。」

私は車の鍵をもらい、車に入った。
~♪ 
携帯が鳴った。
メールだ。誰からだろう?
画面をみた。


★李子★
李子は小学校3年生からの、ただ1人の私の親友。
私がこの業界に入ってから、全然学校には行けず、李子にはなかなか会えてない。
だから、李子はこうして毎日メールをくれる。


メールの内容は、毎回大した事ではない。

―今日もお仕事お疲れ様―
とか

―頑張りすぎないでね―
とか。


でも、そんな些細な事でも気にかけてくれて、毎日メールをくれる
友達なんかそうそういない。
李子はとっても心が綺麗な子。

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