トップシークレット!!
「いや、やっぱりいい。大した事じゃないから・・」

本当に大した事じゃない。。
なのに・・なんで空翔はこんなに心配そうな顔をしてるの?


「大した話じゃなくてもいい。瑠海にそんな顔してほしくないから。」

なんでそこまで。。
こんな時ばっかり・・瑠海って優しく名前で呼ばないでよ変態。。



「なんかさ~、羨ましいなって思って。」


「何がだ?」


「普通の子で、普通に学校にかよって・・」


「うん。」

空翔はうなずいて黙って聞いてくれた。。



「それで、朝起きて電車に乗って学校に向かいながらダル~とか考えて・・」


「それで?」


「それで学校について、教室に入ったらみんなに「おはよ!」って言って、
HRがあって・・」



自分が学校に通ってるのを想像しながら話してたら、なんか楽しい。。


「授業うけて、途中で寝ちゃったりして・・お昼になって友達とワイワイ
お母さんのお弁当を食べて・・・・。」



お弁当・・・お母さんのお弁当の味なんか忘れちゃったな~。





「それから?」

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