トップシークレット！！

「どうして私になんか・・・」

「お前、昨日普通の高校生だったらって話してる時に、お弁当って言った瞬間
だけ寂しい顔になったから・・その・・お前中学校の時から一人暮らし
で、母さんの手作り弁当とかあんまり食べたことないから寂しい顔して
るのかと思ったから。」

なんで？
なんでそんなに私の為につくしてくれるの？
それに・・見透かされてるみたいに当たってるし・・。

―――っ。。

「お前！なんで泣いてるんだよ！？」


「なんでもない。。嬉しくて。。」

誰かが自分のためにお弁当を作ってくれるなんて久々だから・・。
嬉しくて。。


「はぁ～。そんなに嬉しかったのか？ｗじゃあ、毎日作ってきてやるよ。」

「っえ？」

「好きなやつに喜んでもらえるんだから当たり前だろ！」
「てか、泣くほど俺の事好きだったのか～！ｗｗそれは知らなかった！」

「バッカじゃないの～！！誰が好きなんて言ったよ！？嬉しい気持ちと、
好きな気持ちは違うんだから！」



「だいたい、なんでそんなに私みたいなヲタクなんかに好き好き
言ってくるのよ！？」



「お前、俺の事、空翔って呼び捨てにするだろ？それに、俺の前で
でっけー声だしたり、バカっていったり飾らないだろ？」


「は？意味わかんない！」



「あはは！わからなくてもいいよ。ｗ」




「じゃあ、食べちゃおうぜ！！」

「うん！いただきま～す！」


「どう？俺の作った卵焼き、おいしいか？！」

「う～ん・・・おいしい！！★」

「よかった～。」