リフレイン〜3rd Season〜
潤はそんなあたしに構わず、首筋に顔を埋めてきた。
「やっ…潤……!」
「起きない水樹が悪いんだろ」
潤はあたしの着ていたパジャマのボタンをプチプチと外し始める。
ちょっとちょっと!
さすがにそれはマズイって!!
リビングには雅樹達がいるのに…!
ボタンを外し終えると、潤は迷わずあたしの胸元に顔を埋めた。
同時にチクッと走る甘い痛み。
「……っ…」
あたしはなんとか声を抑える。
なのに潤は胸元に顔を埋めたまま、あたしから離れようとしない。
も、もう無理だよぉ〜////!!
「じゅ…ん……もう…」
「パパー?ママはぁ〜?」
突然聞こえてきた雅樹の声に、あたしはビクッと反応した。
「ほらっ!雅樹が呼んでる!」
あたしは自分に覆い被さる潤を退けて、寝室を後にした。
はぁ〜危なかった!
あのまま、あぁしてたら100%最後までしちゃってたよ…。