リフレイン〜3rd Season〜

バンッ!!




緒方さんは再び発砲した。




もう同じ手には引っ掛からないよ。




あたしだってSPなんだから。




あたしは上手いこと、弾を避ける。




あたしもダメージを受けてるんだ。




相手にも与えなくちゃ…。




あたしはサッと腰のホルダーから銃を抜き、構えた。




――バンッ!!




「う゛っ!!」




あたしが発砲した弾は見事、緒方さんの右腕に命中。




そしてお互いに対峙した、その時――…




――ガチャッ!!




事務室の扉が勢い良く開いた。




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