リフレイン〜3rd Season〜
「えっ、みず!腕怪我してんのに大丈夫なん!?」
「大丈夫も何も……あたししか朱里支えられる人、今いないじゃん。あたしはまだ意識はあるし」
あたしは部屋を出ながら言った。
「まぁそだな…。朱里は大丈夫なん?意識ないの…?」
健太は不安気な顔をする。
「大丈夫だよ。たぶん殴られて気を失ってるだけだと思うから」
「そっか…。とにかく病院連れていこう!」
「うん」
階段を降り、下に来た。
そこでは既にSAT隊員が突入を開始していた。
「すみません、犯人1人確保しました。あとはよろしくお願いします」
「はいっ!了解しました!!」
健太は緒方さんを駆けつけていた警官に受け渡した。