リフレイン〜3rd Season〜
佐希にミルクをあげ終えると、茉希にもミルクをあげた。
「ごめんね佐希、茉希ー」
あたしは2人の頭を撫でた。
「水樹、俺が見てるから飯食えよ」
潤はテーブルを指差した。
「うん…けど今日、ミルクはあたしがあげたいな。ただでさえ寝坊しちゃったんだし!」
あたしは茉希にミルクをあげながら苦笑いを溢した。
「そうか?無理すんなよ。もうすぐ水樹も仕事復帰になるし、2人で協力した方が絶対に良いからな」
潤はあたしの肩に触れた。
「うん、ありがと♪そうしよっか」
あたしは茉希にミルクをあげおえ、テーブルに向かった。
その時。
――ピンポーン…
インターホンが鳴った。
あたしは潤と顔を見合わせる。
「はい、どちら様ですか?」
潤は画面を見ながら言った。