リフレイン〜3rd Season〜

「そうか。なら君は今日から正式に第四係の係長だ」




「はい。頑張ります」




あたしは頭を下げた。




その後、課長は署内放送で呼ばれ、出ていった。




「――じゃあうちの隊員から1人選ぶか。誰にする?」




桐島ちゃんが気を取り直したように言った。




うーん…。




「……桐島ちゃん、あのさ…」




「なんだ?」




「SP養成学校行かない?桐島ちゃんも一緒に!」




「SP養成学校?いいけど……どうしたんだよ、急に」




あたしはニコッと微笑むと、




「訓練生から選出してあげたいんだ」




そう言った。




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