リフレイン〜3rd Season〜
「朝飯はちゃんと食ってこいっつっても、食べてこれる奴なんて半分にも満たないからな。訓練を始めて2日、3日経てば……泡噴いてぶっ倒れるか、逃げていくかだからな」
桐島ちゃんはハァと溜め息を吐く。
「ねぇ…あたしも…その候補生の訓練現場、見せてもらえないかな?」
あたしは桐島ちゃんを見て言った。
「え?訓練現場を……か?」
「うん。なんかどうしてその子達が訓練を通過できないのかも気になるし!あたしにも手伝えることがあればさ。…あたしも、元はSAT隊員だったんだから」
あたしはニコッと笑った。
「おう。ありがとな、水樹」
「いいよいいよ!1人でも優秀な隊員が増えれば…あたしが行かなくても大丈夫だろうと思うし」