リフレイン〜3rd Season〜
頑張った結果、藍沢くんは小柄の割にはかなりのいい記録を残した。
谷村くんは…体格の割には力がない。
そして腕立て、腹筋……と訓練をこなしていく。
「よし、じゃあこれから武術訓練に入る。今日は特別に戸田巡査部長にも入ってもらうからな」
「あっ、あたし?はーい」
あたしは手を上げた。
「先に相手を捩じ伏せた方が勝者だ。これくらいは出来ないとウチではやっていけないと思えよ」
「「はい!!」」
二人は大きく返事をした。
「水樹、これもあくまで入隊訓練だからな。間違ってマジになって締め上げないでやってくれよ」
「分かってるって!てか桐島ちゃん、あたしのこと何だと思ってんの(笑)」
あたしは腕捲りをしながら笑った。
「まぁ少なくとも普通の女ではないことは分かるな(笑)」
「なっ!ひっど〜い!!」
桐島ちゃんの毒舌っ!!