リフレイン〜3rd Season〜
「よろしくお願い致します」
「よろしく」
藍沢くん…なんだか雰囲気が違う気がする。
普通じゃない。
あたしはそう感じた。
「……じゃあ行かせていただきます」
「!」
いきなり、藍沢くんが襲い掛かってきた。
あたしを押さえようとする藍沢くん。
あたしは勢い良く避ける。
ヤバイ。
この子…強い。
ハンパない!!
と思ったその時。
「――っ!」
藍沢くんが予想外に近くにいて、あたしは避けようとした。
なのに。
「水樹っ!」
時既に遅し。
あたしの体は大きくマットから外れ、倒れそうになる。
マズイッ!
あたしはギュッと目を閉じた。