リフレイン〜3rd Season〜
「水樹…」
潤は優しくあたしを見つめると、ゆっくり顔を近付けてきた。
キス、される。
あたしは潤のキスを受け止めたくて、潤の背中に腕を回す。
あと数センチで唇が重なろうとした瞬間……
「う…うわぁぁ〜〜ん!」
寝室から泣き声が聞こえた。
あたしと潤はすぐに離れる。
茉希かな?
夜泣きしちゃったかな。
「……キスはしばらくお預けだな」
潤はポンとあたしの頭を撫で、寝室に入っていった。
潤とキス、したかったな。
あたしはそう思いながら潤に続いて寝室に入った。