リフレイン〜3rd Season〜
終わった後、あたしはベッドの上で裸のまま放心状態だった。
あたしは、処女を奪われた。
そんな喪失感。
汚れを知ってしまった…あたし。
『良かったよ、樹里。また相手してくれよな』
『!!』
あたしはガバッ!と起き上がった。
嫌だ…
もう、これ以上は……
『やめて…下さい。もう…あたしを抱かないでくださ……やっ!』
小さく言うと、いきなり胸をわし掴みにされる。
痛いっ…!
『あ?もう一回言ってみろ。』
父は冷めた目であたしを見下ろした。
ギリッと胸を握られる。