リフレイン〜3rd Season〜

終わった後、あたしはベッドの上で裸のまま放心状態だった。




あたしは、処女を奪われた。




そんな喪失感。




汚れを知ってしまった…あたし。




『良かったよ、樹里。また相手してくれよな』




『!!』




あたしはガバッ!と起き上がった。




嫌だ…




もう、これ以上は……




『やめて…下さい。もう…あたしを抱かないでくださ……やっ!』




小さく言うと、いきなり胸をわし掴みにされる。




痛いっ…!




『あ?もう一回言ってみろ。』




父は冷めた目であたしを見下ろした。




ギリッと胸を握られる。




< 221 / 384 >

この作品をシェア

pagetop