リフレイン〜3rd Season〜
「アンタねぇ〜〜〜!!!!」
「うわーっ!ゴメンゴメン!マジゴメンって!!」
朱里は勢い良く健太の胸ぐらを掴んだ。
バキッ!
朱里が健太のお腹にパンチをくらわした。
うわ〜!
朱里ってキレると怖い…(笑)
「最低よ、あんた…。水樹にそんな馬鹿みたいなこと相談するなんて…!!」
朱里はしゃがみ込む健太を冷たく見下ろした。
すると健太が腹を押さえながら口を開いた。
「…ケホッ…だってさぁ……」
「だって……何よ」
朱里がいつもより低い声で言った。
「……朱里が俺とヤるとき…どう思ってんのか知りたかったんだよ…」
「だったら水樹に言うことないでしょ!?恥ずかしいわね!」
朱里は呆れたように溜め息を吐いた。
確かに…
なんでコイツはあたしにそんなこと言ったんだ?
「だって朱里に直接聞くワケにはいかねーじゃん!唯一聞けんのはみずくらいしか…」
健太がそう言うと、朱里は健太と目を合わせるようにしゃがみ込んだ。