リフレイン〜3rd Season〜

「……ん…」




ソファでカフェオレを飲んで、ふいにカップを奪われて……。




気付けば彼に唇を奪われていた。




「朱里、好きだ」




「あたしも、好き…」




お互いに思いを確かめ合う。




そっとうなじに手が移動して、優しく見つめられる。




「抱いてもいい?」




「うん……」




あたしが頷くと、そのまま優しく抱き上げられた。




「あっ、健太……ここで、いいから…」




「え?」




やだ、あたしったら…。




なんて恥ずかしいことを。




「早く、抱いて…?」




あたしは小さな声で呟いた。



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