リフレイン〜3rd Season〜
「うん、健太とでしょ?」
「そうよ。でもね、ちょっと不安があって…」
「あ、ちょっと待った!」
いきなり話を止めたあたしに、朱里は目を丸くさせる。
「それ、かなり深刻な話だよね?」
「え?あぁ、まぁ……」
やっぱりね。
あたしは続けた。
「仕事終わったら、ゆっくり話さない?本当は今話したい所だけど…まだ任務中だし。」
「えぇ…いいわよ」
柔らかく微笑んでくれた彼女に、ほっとする。
「じゃあ…仕事が終わったら、bar noaで飲まない?あ、雅樹くん達とか大丈夫?」
「うん、平気。潤が見ててくれると思うから」
こうしてあたしと朱里は仕事終わりに、バーで話すことになった。