リフレイン〜3rd Season〜
「そっか。まぁとにかく今は少しでも落ち着きましょ。」
美姫はあたしの背中を撫でてくれた。
美姫や桐島ちゃんがいてくれて良かった…。
この2人がいてくれなかったら、あたしどうなってたか分からない。
「それにしても最近は治安が悪いな。SPが撃たれるなんてそんな頻繁にないことだろ」
桐島ちゃんは腕組みをした。
確かに…。
なんか最近おかしいよね。
まぁ東京の治安が悪いのはいつものことだけど…
「あたしは許せないよ…。そんな簡単に人に銃口を向けるなんて」
もちろんだけど、あたし達の仕事は確かに銃を使ったり、所持したりする。
けど必要以上に使わないし、人にも向けない。
「そうだな…。俺達でさえ銃撃戦は避けたいもんな」
桐島ちゃんが苦笑いをすると、美姫も微笑んだ。
「早く目を覚ますと良いわね。戸田さん」
美姫はそうハッキリ言った。