リフレイン〜3rd Season〜
自分が大変な時に雅樹達を心配するなんて…
潤はホントに良いお父さんだね。
「大丈夫だよ、元気。雅樹、潤にすごく会いたがってたよ!佐希や茉希も!」
「そっか…。早く…治さなきゃな……」
潤はそう言うと、再び眠りについた。
良かった…潤が目を覚ましてくれて。
そのあと、潤のご家族やうちの家族が来た。
みんなあたしに優しい言葉を描けてくれたりして、すごく嬉しかった。
「水樹ちゃん、よく耐えたわね。あなたはホントに凄いわ」
今来たばかりの愛里さんはあたしを見るなり、そう言った。
「え?凄いって?」
あたしは不思議に思い、聞いてみる。
「だって潤がこんなに危険な状態に陥っていても、潤を信じてたんだもの。あたしだったらくじけちゃうわよ(笑)」
愛里さんは苦笑いを溢した。
けど…
あたしだって強くなんかないよ。