リフレイン〜3rd Season〜

｢好…き…っ…絶対っ……どこかに行ったり、しないで…ね…？｣



あたしは快楽の波に溺れながら、必死に言葉を繋いだ。




｢当たり前…じゃん……ずっと…傍に、いるから…｣




潤は余裕のない表情で言う。




嬉しすぎて涙が止まらない……




潤があたしを愛しむように抱くから




“もう大丈夫だよ”って言ってくれているようだから…。




｢水樹の泣き顔、綺麗だな…｣




潤はあたしの涙をソッと拭いながら言った。




｢潤……｣




｢でも…水樹は笑った顔の方が似合ってるよ｣




潤はそう言うと、ゆっくりあたしに体重をかけてきた。




｢……っ…｣




再びあたしの中に戻った彼の感触に思わず顔を歪ませる。




｢愛してる、水樹｣




｢あたし、も…｣




あたし達はそのままお互いを貪るように求め合い、果てた――…