リフレイン〜3rd Season〜
愛する男―side朱里―
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「……っ…け、んた…、もう…」
「まだ、離せねぇよ…」
そう言うと健太はあたしの体をうつ伏せにし、中に埋めてきた。
「あっ……」
ギシッ!と軋むベッド。
あたしは思わずシーツを握り締め、皺を作った。
健太と付き合うようになってから、こんなふうに何度も身体を重ねてきたけど…。
やっぱり慣れることはない。
息は乱れるし、声だってどんなに我慢しても漏れてしまう。
今だって、もう外には朝日が登り始めてるのに離してくれない。
飽きずにあたしを抱く。
「……ぁ……んっ…」
背中にキスをされて、甘い吐息が溢れる。
あたしは我慢できずに身を捩った。