どうしょうもねぇくれぇ、好き。
ポカポカと俺の胸辺りを殴ってくる瑞季。
瑞季の弱ぇ力で殴られても痛くねぇよ。
思わず笑いが溢れる。
「瑞季、マジで可愛ぃ。」
「ちょ!んんっ……、」
――ガシャンッ――
鉄で出来たベットの背もたれに瑞季を押し付けて深いキスをする。
「は…つじょうすんなっ。」
「心外だな。俺を発情させてんのは瑞季だろ?」
「ひゃ、ぁ…っ」
瑞季の胸を優しく揉むと瑞季の体がビクビクと反応する。
「気持ちい…?」
「耳元で喋らな…でぇっ、」
耳元で囁いてペロリ、耳たぶを舐める。
するとビクリ、瑞季の体が震えて。
「あ、もう三回はできる。」
「は!?」
「イタダキマス。」
「渉!?」
我慢できなくなった俺は、完全に獣状態になった。
だって…なぁ?
瑞季、可愛ぃし。
それに
「中村の事、まだ許してねぇし。」
俺は嫉妬深いんだから。