どうしょうもねぇくれぇ、好き。
――*――*――*――
懐かしいな。
もう半年も経ってるなんて。
ふう、と息を吐いてベットにまだ寝転がっている瑞季を見る。
「瑞季さーん。もうそろそろ学校じゃないんですかー?」
「渉が激しく私を突いたせいで起きれませーん。」
嘘をつくな。
はぁ…。と小さくため息をつく。
そして
「ぃぃ子にしてたら俺の特製ココアを作ってやる。」
瑞季の耳元で囁く。
すると瑞季は嬉しそうに顔を綻ばせて、猛スピードでベットから起き上がり着替えてきた。
「…何、その露出服。」
早く着替えた事を褒めようと瑞季を見たが服が気に入らず、顔を顰める。
「ちょこっと胸の辺りが空いてるだけじゃない。」
「駄目。」
ちょこっと処じゃねぇ。
何だ、その服。
俺が許さねぇぞ。