どうしょうもねぇくれぇ、好き。





――*――*――*――





懐かしいな。



もう半年も経ってるなんて。




ふう、と息を吐いてベットにまだ寝転がっている瑞季を見る。




「瑞季さーん。もうそろそろ学校じゃないんですかー?」



「渉が激しく私を突いたせいで起きれませーん。」




嘘をつくな。



はぁ…。と小さくため息をつく。




そして



「ぃぃ子にしてたら俺の特製ココアを作ってやる。」



瑞季の耳元で囁く。




すると瑞季は嬉しそうに顔を綻ばせて、猛スピードでベットから起き上がり着替えてきた。




「…何、その露出服。」




早く着替えた事を褒めようと瑞季を見たが服が気に入らず、顔を顰める。




「ちょこっと胸の辺りが空いてるだけじゃない。」



「駄目。」




ちょこっと処じゃねぇ。



何だ、その服。


俺が許さねぇぞ。





< 19 / 176 >

この作品をシェア

pagetop