スパイ・ハイスクール
◆
棗が異世界(?)で四苦八苦していたその頃。本部では棗を除く4人が集合していた
。
ここでは棗のバックアップをする予定だが今のところ暇でしょうがない。
特に徳佐に居たっては、
「............」
携帯をいじる、
「............」
ソファに意味もなく根っころがり、
「............」
髪の毛をいじりだし、挙句の果てに
「......暇」
と呟いた。
「ほんっとーに暇そうねぇ。徳佐」
「見りゃわかるでしょ。暇」
「じゃあさっ、じゃあさっ!一緒にかき氷作ろうよ!」
「作るのめんどいよ、純希。却下。そして暇」
暇なら純希に付き合ってあげればいいのに。
「えぇええぇぇええっ」
純希、涙目。