スパイ・ハイスクール
しかし、私が徳佐に言い返そうとした、まさに、その時だった。
「おい、徳...........っ?!」
私の目に、私と徳佐以外の誰かが写ったのは。
「朝、何されるのさ?」
「いや、単に棗の寝起きが悪いだけ」
「......なーんだ。棗が朝から徳佐を襲ってんのかなー、とかそういうシチュエーションを狙ってたのにさー」
「棗にそんな勇気、ある訳ないでしょ。しかも、.
.....って.あれ?咲夜さん?」
ーーーー更に前言撤回。言い負かすより先に、コイツをなんとかしたい。
この、目の前に現れた、
「そーだよー。咲夜さん登~場~」
神出鬼没、髪の毛どピンクのエロ咲夜を。