スパイ・ハイスクール

しかし、私が徳佐に言い返そうとした、まさに、その時だった。


「おい、徳...........っ?!」



私の目に、私と徳佐以外の誰かが写ったのは。


「朝、何されるのさ?」

「いや、単に棗の寝起きが悪いだけ」

「......なーんだ。棗が朝から徳佐を襲ってんのかなー、とかそういうシチュエーションを狙ってたのにさー」

「棗にそんな勇気、ある訳ないでしょ。しかも、.


.....って.あれ?咲夜さん?」



ーーーー更に前言撤回。言い負かすより先に、コイツをなんとかしたい。


この、目の前に現れた、


「そーだよー。咲夜さん登~場~」


神出鬼没、髪の毛どピンクのエロ咲夜を。

< 62 / 165 >

この作品をシェア

pagetop