スパイ・ハイスクール




「あん時、真希がカツラやら、眼鏡を出したときはビックリしたー」

「でも今回のように、私達のことを知っている人が依頼人として来た時のことを考えると必要でしょう?」


純希と学校帰りに買ってきたのよ、と説明を自信ありげに付き加える。


そう、真希が見せたのは大量の変装グッズだったのだ。カツラや眼鏡など、なんと品揃えの豊富なことだろうか。

どこで買ってきたのか、疑問に思うものもチラホラ。

まぁ、これで変装でもすれば原先生に見つかっても大丈夫だろう。ということで、早速この変装グッズを使う事になったのだ。

ちなみに変装したのは、対原対策として私と徳佐と奏。

双子は学校が違うから大丈夫だろう、ということで変装は無し。


< 78 / 165 >

この作品をシェア

pagetop