バックアップ
帰宅後、ベッドに横たわりながら、スマホをいじる。
一通りさわり終えた後、『今流行りのアプリってーのを入れてみるか』
朋義は独り言をつぶやきながら、無料のアプリマーケットを探索した。



ふと、真っ黒なアプリのマークが目に留まる。
アプリの説明にはこう書いてあった。

[あなた自身をバックアップします。先着一名のみ。]



『うわ〜、怪しい』
朋義は内心そう思いながらも、先着一名という言葉の誘惑に負け、ダウンロードボタンをポチリ。
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