トキドキトキ
アイツとの馴れ初めは、
地元の公立高校に受かった私が学校の近くでやりだした初めてのアルバイト先にて
「ちわっ!」と金髪に声を掛けられたのが御初めまして。
金髪のアイツと共に私と一緒の学校の制服を着た男の子が、
「あ、天王寺さんやん。」
「はっ!?
お前この子と友達かよ!
アドレス教えろよ!!!
俺の必死の声掛けを返せ!」
『…。』
目の前で繰り広げられる
やり取りに苦笑しか出来ず
店の閉めに取り掛かる私。
その日の夜中。
━━━━━━
俺です!
━━━━━━
今日声掛けた者です!
良かったらメールして下さい!
━━━━━━
誰かが私のアドレスを廻したのだろう。
金髪からメールがきた。
それがアイツ―
今の彼氏、翔太だった。
地元の公立高校に受かった私が学校の近くでやりだした初めてのアルバイト先にて
「ちわっ!」と金髪に声を掛けられたのが御初めまして。
金髪のアイツと共に私と一緒の学校の制服を着た男の子が、
「あ、天王寺さんやん。」
「はっ!?
お前この子と友達かよ!
アドレス教えろよ!!!
俺の必死の声掛けを返せ!」
『…。』
目の前で繰り広げられる
やり取りに苦笑しか出来ず
店の閉めに取り掛かる私。
その日の夜中。
━━━━━━
俺です!
━━━━━━
今日声掛けた者です!
良かったらメールして下さい!
━━━━━━
誰かが私のアドレスを廻したのだろう。
金髪からメールがきた。
それがアイツ―
今の彼氏、翔太だった。