私の幼なじみは運命の王子様!?
隼人との話をやめ、
こっちを向いて
「あんたが悪いんでしょうがッッ!!
せっかく誘えたくせに
二人でって言えなかったんだから。」
俺は反論できなかった。
図星だからだ。
「……はい」
でも、俺にとっては
頑張ったつもりだぜ!?
胡桃を泣かせちまった、あの日に俺は
「なぁ…。
今日泣かしたお詫びに
……花火まつり、一緒に
いかねぇーか?///」
って勇気を出して
いったんだぜッッ!?
もちろん、二人って
意味でな……。
なのに……
「いいよッッ!
ってか、去年も一昨年も
みんなで行ったじゃん!
あぁ~、楽しみ♪」
俺はこの日、人生で
一番落ち込んだと思う。
よく胡桃みたいな天然が
入ってる女は可愛いって
言うけど俺はこの時、
天然は怖いと感じた。