私の幼なじみは運命の王子様!?


「あの照れ屋な陸が
大好きな、大好きな
胡桃のことを
お姫様抱っこ
しちゃうなんてさぁ♪」


俺の隣に座って
ニヤニヤしながら
俺の肩を突っついた


「うっせッッ!
さわんなよ。しかも
『大好きな』の言葉
だけ、強く言うなし」


ったく。こいつ
俺をからかってんな


「だって胡桃のこと
大好きでしょ?」

うぅ……。
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