レイチェルと私自身の決着

「気持ちが高ぶるとニャがニョに変わるニャ。アタシの爪とか牙はかなり痛いから、言動にはなるべく気をつけた方がいいニャ」


レイチェルの瞳が妖しく光り輝いた。

金色に、ほんのりと紫が混ざったかのような色合い。

それに威圧された私は素直に聞き入れる。


「わ、わかったわ……」


レイチェルってやっぱり怖いかも。

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