レイチェルと私自身の決着
幻想的な世界が現実的な世界に戻った時、私にはとある決意が生まれていた。
「私、アルバイトをはじめたい!」
「いいニャ。けど学校はどうするニャ?」
「行きたい……。けど、まだ行けない……」
「出席日数は足りてるのかニャ?」
「大丈夫……! その分だけ補習を受ければ大丈夫!」
「わかったニャ。まずはハルエの負担を減らすためかニャ?」
「うん。あとちょっとでお母さんが帰ってくる時間になるから、話してみる」