龍とわたしと裏庭で【おまけの圭吾編】
「少し? あれで少しなの?」
志鶴は涙声で言った。
僕は少しおかしくなって微笑んだ。
「少しだよ。嫌だった?」
「嫌じゃなかったけど、どうしていいか分からなくて怖くなったの。圭吾さんを幸せにしてあげたいのに」
「幸せだよ」
「本当に?」
「志鶴」
「なぁに?」
「男と女が愛し合うって、どういうことか分かってる?」
「それくらい知ってるわよ。もう高校生なんだから」
怪しいもんだ
「じゃあもう泣き止んで、少しばかり熱くなりすぎた僕を許して」
「許してあげる」
「もう雷も遠くなったみたいだよ。このままここでお休み」
そして僕を幸せにしてくれ
君の安らかな寝顔で
志鶴は涙声で言った。
僕は少しおかしくなって微笑んだ。
「少しだよ。嫌だった?」
「嫌じゃなかったけど、どうしていいか分からなくて怖くなったの。圭吾さんを幸せにしてあげたいのに」
「幸せだよ」
「本当に?」
「志鶴」
「なぁに?」
「男と女が愛し合うって、どういうことか分かってる?」
「それくらい知ってるわよ。もう高校生なんだから」
怪しいもんだ
「じゃあもう泣き止んで、少しばかり熱くなりすぎた僕を許して」
「許してあげる」
「もう雷も遠くなったみたいだよ。このままここでお休み」
そして僕を幸せにしてくれ
君の安らかな寝顔で